怒涛の日々から得たもの。
当初は派遣社員として勤めた西尾組でしたが、所属する派遣会社の業績悪化に伴いそのまま正社員に。社員として迎えてもらえたのは、人の縁を大切にする社長のポリシーによるものだと思います。ただし、前職だった金融機関の事務処理センターの業務と、西尾組で任された仕事は大違い。給料計算や各種保険の手続きなど社員の皆さんに関する事務処理から、業務に関連する各種の申請手続き、証明書類の準備、更新の手続きまで、あらゆる経理・事務仕事をしなければなりません。
まさに1分1秒を惜しむ怒涛の毎日でしたが、公認会計士さんや社会保険労務士さんに依頼するような専門的な手続きも、先輩に聞いたり会計事務所の方に問い合わせたりしながら自分でできるよう悪戦苦闘する中で、少しずつ一人で完結できる手応えを感じられるようになりました。
地元の優良企業という誇り。
一般に建設業はキツイ、キビシイというイメージが定着しています。確かに肉体労働が中心の西尾組の仕事は大変だと思います。ただ、社員の中には難しい国家資格にチャレンジし、資格を取得した人もいますし、会社としても「労働安全衛生」や「品質管理」に対する高い評価を得て、毎年のように表彰を受けています。それは、社員にとって誇らしいことですし、将来設計を考えるうえでも安心材料となっています。クリーンで安心して働ける会社だという西尾組のイメージを、私も自身の仕事で具現しなければと思う毎日です。
たとえば社員の皆さんの中には、給与明細に興味を示さない人もいますが、そんな人には年末調整のこと、生命保険控除のことなど、わかりやすい説明を心がけ、ライフプランに生かしてほしいと思っています。これからも地元の優良企業という誇りを持って、西尾組を支える人材でありたいと思います。